モルディブ MALDIVES 2013

モルディブはスリランカのコロンボから飛行機で南西に1時間ほどのところにある26の環礁や1200の島々から成る回教国です。
国土のほとんどがサンゴ礁なので1m海面が上昇すると国土の80%が失われるといわれています。
サンゴ礁の海が美しく、人口を上回る観光客が訪れ、基本的に1つの島が1つのホテルになっています。
国際空港からの交通手段は近い島へはモーターボートで、遠い島は水上飛行機となります。
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アンガガ(Angaga Island Resort & Spa)到着

モルディブのマーレ国際空港からラックス(Lux)経由の水上飛行機でアンガガに到着しました
アンガガは小規模なリゾートですが、設備やサービスは整っていてのんびりバカンスを過ごすには最適です。
上質なハウスリーフと海岸から近いドロップオフ(珊瑚礁の浅瀬から急に深くなっている場所)があるためシュノーケリングに適しています。
ドイツ人に人気があるようです。

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リゾートの早朝

早朝に国際空港のあるマーレから一番機が飛んできます。
ホテルのスタッフは朝から晩までよく働き、日本語は話しませんがとてもフレンドリーです。
建物だけでなく島全体の手入れがゆきとどいており、海岸にはゴミひとつ落ちていません。
このため島中を素足で歩くことができ、レストランやライブラリーの床も珊瑚砂が敷かれています。

モルディブの良いところは、美しい自然以外は何も無いことです。
潜ってもはるか先まで透き通った海、発達した珊瑚礁、熱帯魚や生き物たち。
夜になれば満天の星空に流れ星がいくつも現れ、夕暮れや明け方には流星よりも高く飛ぶ人工衛星が見えます。
何も無いといっても快適に過ごすための設備は完璧で、レストラン、バー、ダイビングセンター、リラクゼーションなどが完備され、 ロビー、レストランから図書室まですべて裸足で歩けるように珊瑚砂が敷き詰められ、 海までの道や海岸にもゴミひとつ落ちていません。
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夕日を見ながらカクテルタイム

アンガガリゾートの午後、水上コテージの先端にあるバーからの夕日の眺め、レストランのディナー、光に集まる魚たちなどです。
モルディブは回教国なので酒は空港で取り上げられてしまいますが、リゾートの中なら自由に飲むことができます。
食事は毎回相当な品数が出されますが、食材はほとんど輸入にたよっているためワンパターンになりがちです。
それでも調理法を変えるなどして少しずつ変化がつけられています。
カツオだけは大量にとれるらしく、マリネ、寿司、串焼き、揚げ物、カレーなどいろいろな形で出てきますが、 素材が新鮮なのでどれもおいしいです。
デザートの品数も相当で、日本の餅菓子のようなライスプディングが出てきたりもします。
最初の海岸の場面で海の中に見える黒い模様は小魚の大群です。


オーストラリアのグレートバリアーリーフやハワイのハナウマベイなどの観光地では自然保護の講習を受けなくてはならなかったり、 安全のためにブイで囲まれたエリアの内輪でしか泳げなかったり、ライフジャケット着用が義務付けられていたりと、 いろいろ制約が多いのですが、ここアンガガでは何の制約もありません。
もっとも観光地では団体客などが危険を知らずに行動したり、 マナー違反をやったりするので規制が必要なのでしょうが、 ここでは各自が静かに思い思いのバカンスを楽しんでおり、 あたりかまわず大声で話したりなど、 傍若無人な振る舞いをする人はいません。
何の規制も無い代わりに浜辺で常に監視員が安全を確認するようなこともありません。
深みで溺れたり沖に流されても誰も気づかないかもしれないのです。
すべてが自己責任なのですが、海に関する基本的ルールさえわかっていれば、 こんなに自由で快適に過ごせる場所はありません。
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ハウスリーフでのシュノーケリング

水深の深いところでは光がすべて届かず、画面全体が青みがかってしまうのですが、 浅いところで魚や珊瑚の色がきれいです。
水の透明度が高く水面からの日光が強いところでは水面の波からの複雑な光の動きで画像の処理情報量が多く、
カメラでは撮影できてもアップロードするときにYOUTUBEのシステムが処理しきれずに解像度が極端に下がっています。

ドロップオフでのシュノーケリング

モルディブのアンガガリゾートの水上飛行機桟橋付近でのシュノーケリングです。
ドロップオフで偶然サメに遭遇しました。
アンガガは海岸からドロップオフまでの距離が近く、シュノーケリングでさまざまな魚を見ることができます。
熱帯魚なので赤、青、黄色と色や模様も様々なのですが、食べておいしそうなのは少なくともリーフの中では見かけませんでした。
サンヨー製DMX-CA100はダイビング用カメラではありませんが、スペック(3m)を大幅に超えた過酷な潜水によく耐えてくれました。

モルディブのいきものたち

モルディブの水上飛行機

モルディブ国際空港のあるマーレから遠いリゾートは水上飛行機しか交通手段がありません。
水上では左右のエンジンの回転とプロペラのピッチを微妙にコントロールして前後左右に自在に動きます。