最近は老舗旅館でも超豪華を売り物にしている高級宿とリーズナブルな料金の宿に分かれます。
松川屋は那須では高級な部類の宿だそうですが、平日なら1泊2食で1万円そこそこのプランもあります。
ただし低料金で宿泊の快適さを保つ努力は並大抵ではないとことが随所に現れています。
室内の冷蔵庫はビール大瓶6本をはじめジュースやドリンク剤も満杯に入っていましたが、
すべて無料でそのうえ飲まなかった分もすべて持ち帰り可能だそうです。
料理にしても高価な素材は使わずに季節のものや新鮮な地物の材料を使い、
一手間かけるなど料理長の努力は大変なものだと思います。
アユやイワナこそ出なかったもののメインは那須牛のすき焼きでしたし、
山奥にもかかわらず刺身は新鮮でした。刺身のツマの大根もちゃんと桂剥きにしてありました。