HDD騒音対策 HDD騒音対策





2024
パソコン本体がエラーを起こすと内臓HDDのデータにアクセスできなくなります。 これを防ぐために壊れてもすぐに他のパソコンでアクセスできるようにデータはI社の外付HDDに入れていますが、 これを常にB社のHDDでバックアップしています。

I社のHDDはほとんど無音なのですが、B社のものは当初からファンがうるさく、使っているうちに耐えられない レベルにまで大きくなったので保証(1年)が切れる前に修理に出しました。 修理とはいっても内容は新品交換だったのですが、これも半年ぐらいで音が大きくなったので再修理に出すと、 今度は購入日から1年を超えたので有料交換と言われました。(普通は修理にも保証があると思いますが)

2台続けて同じ症状だったので、ここで有料で交換しても、 再び同じ状態になるのは目に見えていました。そこで交換はせずそのまま返還してもらいました。
左がB社、右がI社


以下はファンから10cmの距離で録音したB社とI社のHDDの音です。
前半がB社、後半がI社です。


どうせ保証はないから、壊れてもいいので分解してファンを取り出すことにしました。
最近の安価なデバイスはケースにネジを使わず、プラスティックのツメで固定してあり
外からはどこがツメなのかわからないので力を入れて壊してしまうことがよくあります。
よくあるのは下部にあるゴム足の中にネジが隠してあるケースで、ゴム足を取りましたが、
何もありませんでした。次に後ろの入出力端子の横にあるネジをはずして、力を入れると
前後に動かせることがわかり、結局手前に引いてから前を支点として扉のように開閉し
カバーがはずせることがわかりました。使われているのはSEAGATE社のユニットです。
写真上方にまとめて電源や入出力端子があり、接続ケーブルの右にファンがあります。


結構しっかり作られているファンですが、騒音を出しているのはこれに間違いありません。
試しにファンに潤滑剤を吹き付けてみると、なんと音が小さくなり問題は解決しました。


これでしばらくは使えますが、どうせまた音は復活するだろうと思います。要するにファンが
不良品だったのです。しばらくはこれで使えますが、いずれファンが壊れても、交換するか、
ファンを取り外してしまい、ファンなしのままでHDDを裸で使うという手もあります。