OLYMPUS TG-6

現在メインで使っているのはオリンパスのTG-6という防水デジカメです。
その前のTG-860が買って5年目で浸水してしまったのでこれに買い替えました。
一眼レフのほうが性能がいいのですが、大きくて重く旅行などの持ち歩きに
不便なのでこのカメラ+望遠レンズ+魚眼レンズの組み合わせで使っています。


Xacti DMX-CS1

長いこと使ったDMX-CS1ですが、誤って床に落としてしまい動かなくなりました。
サンヨーはすでにパナソニックに吸収されてしまったので、パナソニックの修理工房に修理の依頼をしました。
DMX-CS1

修理は18,000円の見積もりが出て修理を依頼したのですが、直後に同型がなんとヤフオクで2,000円で出品されたのを見つけました。
さっそくヤフオクで入手したのがこれで、色違いでしたが機種は同じで使用上は全く問題ありませんでした。
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そして、修理に出したほうも戻ってきたのですが、こちらはすぐに雑音が入るようになり、今度は無償で再修理となりました。
そして再修理で戻ってきたのですがしばらくするとまた雑音が入るようになりました。
再び再々修理に出したのですが、今度は「この音は作動音であり故障ではない」という答えが返ってきました。
ところがヤフオクで入手したほうのピンクのカメラは全く作動音がしないのです。
しかも問題のカメラは手にもって振っただけでカラカラ音がするのです。これでは作動音だという説明は無理があります。
そこで再び修理工房に2つのカメラをもっていき実際に比較してもらいました。
すると今度は生産部門に送って精密検査をしてもらうということになりました。(今までのは精密検査ではなかったのか?)
そして返ってきた答えは「経年劣化とも考えられるが原因不明なので新品と交換する」というものでした。
それも本体だけの交換ではなく付属品もつけた新品一式をくれて、前のカメラのバッテリーやストラップも返してくれました。
パナソニックに吸収される前のかなり古い機種で修理部品の保存期限も切れているのに、ちゃんと新品があったのです。
さすが大会社のサービス体制はすごいと関心しました。
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OLYMPUS TG-860

DMX-CA100の後継機として選んだのがこのカメラです。
前のカメラが3m防水(実際には5m以上潜っていました)だったのですが、これは15m防水なのではるかに頑丈そうです。
それに超広角が使えるのも魅力でした。
ただ、ムービーのファイル形式がMP4からMOVに変更になったので従来のMP4と2種類になり管理上面倒です。
そして使ってみるとさらに困ったことにオートフォーカスのカチャカチャという動作音が映像に入ってしまいます。
今まで使っていたCA100ではこんな雑音は入らなかったのでサービスセンターに検査に出しましたが、
「これが仕様で故障ではない、カメラが主体でムービーは付属」という回答でした。
これは使い物にならないというと部品交換してみるとのことでした。
戻ってきたカメラは気持ち雑音は減った気がするもののやはりムービーとして使えるレベルではありません。
光学式の手ブレ防止機構も画面がゆらゆら揺れてしまいあまり実用的ではありません。
それに単なるカメラとしても写したSDカードをパソコンで読もうとすると読めないというトラブルがあり、
頑丈だという以外取り得がないため大事な撮影には使わないことにしました。
いままで使っていた防水ムービーのCA100が良かったのですが、既に生産中止なのでヤフオクで中古品を入手しました。
防水性能維持には毎年パッキンの交換が必要とのことですが、この交換にはなんと1万円以上かかるのです。
しかたがないので海で使う直前にパッキン交換に出すことにします。
毎年1万円のパッキン交換が必要なら防水カメラよりはちゃんとした防水ケースのほうが経済的です。
5年間使いましたが、海中撮影で浸水して修理不能となりました。
TG-860

SANYO XACTI MDX-CA100

いままで便利に使ってきましたが、今回、浸水してご臨終となりました。
このCA100は2代目で、初代はやはり浸水したのですが、購入1年程度だったので新品に交換してもらえました。
この2代目は購入から3年たっていましたので補償はききません。
防水性能を保つには毎年パッキンの交換が必要だそうです。そういえば昨年は水に入れませんでした。
浸水時の映像と分解の様子

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300円のウエブカメラ

DX-670 秋葉原に秋月電子という電子パーツ専門店があり、いつもICやトランジスタなど電子工作に必要な部品はここで調達していました。
ここにUSB接続のカメラがなんと300円で販売されていたのです。ネットで検索すると同じものを2000円くらいで販売している業者もありました。
秋月電子のHPではWINDOWS98,2000,ME,XP用のカメラですがWINDOWS7の32ビット版でも動作したと書いてありました。
テレビカメラが300円というのは破格の安値で、ちょっとあやしいとも思ったのですが秋月電子は定評がある店でよく利用していますし、
もしダメでも300円だからダメモトで買うことにしました。

カメラはとても300円とは思えない作りでドライバーが入っているCDも付属していました。
さっそく32ビットのWINDOWS7にドライバーをインストールしてみましたが、インストールが途中でフリーズしてしまいます。
添付されていたメーカーの説明書にはWINDOWS98,2000,ME,XP以上のOSで動作するとは書いてありましたが、以上というのはあまり信用できません。
というのはその時点で動作が確認されているのはXPまでだからです。
そこで今度はXPが動いているパソコンにインストールしてみました。
するとフリーズはしなかったのですが、WINDOWSから「出所のわからないプログラムで回復不可能なエラーを引き起こす可能性があり、
マイクロソフトはこれをインストールしないことを強く勧めます」というメッセージが出てきました。
それも無視してインストールを進めると最後に「インストール完了」のメッセージがでました。
説明書に従いカメラを接続しますが、何の反応もなくパソコンはカメラを認識しません。

翌週ダメモトで秋月電子に聞いてみたら、店に持ってくれば不良品かどうかテストできるとの話でした。
さっそく翌日秋月電子に持っていくと不良品であることがわかり、その場で動作を確認できた良品と交換してくれました。
自宅のパソコンに接続すると300円のウエブカメラがちゃんと動作しました。すごいぞ秋月電子。

 私はオリンパスが好きでした。技術力も高いしサービスも良かったのです(デジカメになってからは技術力には疑問が出てきました)。 でも経営陣のモラルに問題があり、一時は上場廃止という話まで上がりましたが、現在では完全に立ち直っています。 この会社が立ち直れたのはなんといっても医療用機器の高い技術力があったからです。 この会社の以前の技術力と従業員の気質を信じて破綻寸前のときに大幅に値下がりした株を買ったのですが、 その後は大幅に値上がりして期待に応えてくれました。 でも後日この会社が未だに会社の不正を内部告発した社員へのいやがらせ人事などを行っていることを知り、 株はすべて売払いました。 飛ばしを行っていた経営陣は入れ替わったはずなのですが、いまだにこのようなことをしているとは、 この会社の経営の質は変わっていないということです。 経営の質が低ければ優秀な技術者は育たず、外に去っていくでしょう。 人が育たなければ企業は死にます。

 私はかつてオリンパスのカメラを愛用していたので、技術の優秀さやサービスの良さは良く知っているし、 いずれまともな経営者が現れることに多少の望みをかけて、 このホームページにかつて愛用したオリンパスのカメラを載せておきます。 昔はカメラが好きで白黒写真の現像からカラーの引き伸ばしまでやりましたが、現在はデジカメしか使いません。
(あえて写真の趣味といわないところがミソで、あまり芸術的センスはないのでもっぱらメカいじりのほうの趣味でした)

OLYMPUS PLAZA

オリンパス サービスセンター

 私がカメラを持ったのは高校生のときで、初めてのカメラはアサヒベンタックスSPという一眼レフでした。 そのカメラは標準の55mmレンズに加え後から200mmの望遠レンズと30mmの広角レンズを加えたのですが、 望遠レンズは盗まれてしまい、結局そのペンタックスは弟にあげてしまいました。 そのかわり大学で写真部に入ったときにひと夏のバイト代をすべて使ってオリンパスOMシステムを買いました。

OLYMPUS OM1 + 標準50mm F1.4

OM1

本体と同時に購入した望遠レンズは小型で明るいレンズなのでポートレートなどを撮るにはちょうど良い。

OLYMPUS 望遠100mm F2.8

100mm

風景写真を撮るには一般的には広角レンズを使います。

OLYMPUS 広角28mm F3.5

28mm

 このOM1を始めて手にしたときの感動は忘れもしません。 まず大きさがそれまでの一眼レフに比べて格段に小さかったし、 小さくて軽いのだが、ずっしり手ごたえがあり、現在のプラスチックを多用したカメラとは重厚さが違ったのです。 それからファインダーが明るくて、覗いたときの画面がカメラのサイズからは信じられないくらい大きかったし、 さらに、ファインダーのピントグラスを簡単に交換できて、 スプリットイメージやらマイクロプリズムやら種々のファインダーを使い分けることができます。

 また、シャッター音が非常に良い。ペンタックスのシャッターはカタンとかペタンという音に近かったのですが、 OM1のシャッター音はビシッと締った音がして、全体的にマシンとして精巧に作られています。

 この頃のカメラに使う電池は水銀電池で、環境問題の影響で水銀電池はその後製造中止となってしまったのですが、 このときのオリンパスの対応はすばらしかったのです。 ほとんど無償に近い(千円くらいだったと思う)価格でカメラの電池収納部分を改造して、 新しい規格の水銀を使わない電池に合わせてくれたのです。

 メーカーによっては修理をするかしないかをチェックするだけで数千円もとることがあるのに オリンパスはタダみたいな料金でカメラを改造してくれたのでした。 そして、肝心のカメラの性能は、医療機器を扱うだけあってはっきり正確に写るので記録写真や動物撮影などには最適です。
 しかし、これはキャノンなどにもいえることですが、女性のポートレートなどでは ときにははっきり写りすぎて困ることもあります。 シミやら小じわやら見えてほしくないものまではっきり写ってしまうからです。

 その点、現在ではαシリーズがソニーに移ってしまった形のミノルタのレンズなどは表現がやわらかく 女性がきれいに写ったものです。(これはレンズの性能が低いとかピントが甘いわけではなく、 レンズの性質の違いなのです)

 下の写真は清原光学のVK70R(オリンパス用)というレンズでポートレートをきれいに撮るために、 わざとボケを作るレンズです。 通常カメラのレンズは焦点の異なる複数のレンズを組み合わせて性能を上げてありますが、 このレンズはボケを出すためにあえて1枚レンズで作ってあります。 使い方が結構難しく、絞り込めばボケないし、開放すればボケすぎてしまうという気難しいレンズです。 清原光学は光学機械の専門メーカーで現在はカメラのレンズは作っていません。

清原光学 VK70R

VK70R

 大学の写真部時代は撮影よりもカラー写真の現像に凝っていました。 そのころ白黒写真を自分で現像する人は多かったが、カラーをやる人は珍しかったのです。 白黒写真のフィルム現像は現像液もメトールやハイドロキノン(皮膚科で皮膚のシミを取るのに使います)といった薬品を混合して自分でも簡単に作れたし、 定着液も水道水の塩素除去に使うハイポ(チオ硫酸ナトリウム)なので簡単に入手できました。さらに停止液は酢酸(お酢)なので扱いも簡単です。
手順も白黒フィルムの場合は現像と定着だけで、印画紙の場合でも現像、停止、定着の3段階でおしまいです。 温度管理も簡単でだいたい20℃を保っていればよかったのです。

 ところがカラーの場合はフィルムも印画紙もはるかに工程が多く時間も手間もかかり難しかったのです。 白黒フィルムの場合は臭化銀という銀の化合物がフィルムに塗ってあり、 現像することにより臭化銀が還元されて銀が析出し画像が作られます。 その後還元されなかった臭化銀を定着液で洗い流すとネガフィルムの完成です。つまり現像液は還元剤なのです。

 カラーの現像はもっと複雑で発色現像といって銀が析出するときに三原色の色素と結合して画像を作り、 さらに定着は漂白定着といって銀をすべて洗い流して色素だけを残すのです。 つまり発色現像液は単に還元剤であるだけでなく色素と銀を結合させる働きがあり、 漂白定着では還元された銀もされなかった臭化銀も洗い流します。

 このため白黒とくらべて使う薬品の組成も複雑で温度も30度近い高温を使い、 しかも0.25℃の誤差範囲を求められます。 また、印画紙への露光も白黒なら時間と光の強さですべてが決まるが、 カラーの場合はいろいろなフィルターを組み合わせて色調を調整しなければなりません。 濡れた印画紙では色調が判定できないので、乾かしてから色を見てふたたびフィルターを調整するという手間がかかります。 さらに手作業で引き伸ばしをやる理由はいろいろと細工ができることなので、 これを含めるとカラーの引き伸ばしは1枚の写真に一晩かかったものです。

 現在はデジタルカメラの普及で引き伸ばしもプリンターによる印刷で、 写真の修整もソフトで簡単に行うことができますので、 かつて揃えた現像タンクや引き伸ばし機やフィルターやらはみんな無用の長物になってしまいました。

CANON POWERSHOT A20

 その後デジカメを買いましたが、最初が東芝製で2台目がキャノン、3台目と4台目はニコンです。 キャノンのデジカメは後で防水ケースを買い足して魚を撮影したりしています。
A20

POWERSHOT A20の防水ケース

WATERCASE

NIKON COOLPIX S52

 3代目のNIKON COOLPIX S52はしばらくメインで使ったので、このホームページもほとんどこれで撮っています。 自分で自分の写真はとれないので、この写真は鏡に映してそれを画像ソフトで左右を反転したものです。 使い方が荒いので左側にへこみ傷があります。そのうちにレンズ保護カバーが動かなくなり、4台目に交代しました。
S52

NIKON COOLPIX S6200

 4台目で現役のNIKON COOLPIX S6200はS52と比べると動画が遥かに鮮明になりました。 しかし、撮影中のズーム音が録音されてしまったり、ズーム中にピントがずれるなど、 実用にはいま一歩といった感じです。
しかし、静止画のクオリティではXACTIの比ではありませんから、結局S6200とXACTIの両方を持ち歩くことになります。
S6200

DMX-CA6

 デジタルカメラを使い始めてからはムービーも始めました。 最初はSANYOのXacti DMX-CA6で、防滴構造なのでどこへでも持って行けました。 ただ風切音をよく拾うのとピントあわせの動作音がうるさいのが玉に瑕でした。
DMX-CA6

Xacti DMX-CS1

 最初はめずらしかったビデオでも、慣れてしまうと次はフルハイビジョンが欲しくなります。 そして買ったのがXacti DMX-CS1でフルハイビジョンですがポケットに入る薄さなので、どこにでも持っていけます。 CA6で気になっていた風切音やピント合わせの音の問題も解決されていています。
DMX-CS1

Xacti DMX-CA100

いろいろな環境で撮影していると次ぎはやはり水中カメラが欲しくなります。そして買ったのがDMX-CA100です。
DMX-CA100

CA100による近景・遠景・接写・水中撮影

 このカメラは当初ケーブル接続プラグでトラブルが出たのでサービスセンターに送ったところ、 センターのテストでは再現しなかったそうですが基盤をすべて交換してくれました。 その後、撮影中にレンズ内部が曇るというトラブルがあったのですが、このときも 曇り防止対策を施してくれるなどSANYOのサービス体制も気に入っています。 修理に出すと詳細なチェックを行い、その結果を詳しく報告書にして返してくれますし、 トラブルが再現しない場合でも十分な手当てをしてくれます。 もちろん、これらのトラブルは保障期間内なのですべて無償修理ですが、 DMX-CA6のときは保障期間が切れてから画像関係のトラブルが出たにもかかわらず、 無償で修理してくれました。 購入後もファームウエアは改良が続けられていて、ホームページから最新のものがダウンロードできます。 SANYOはPANASONICに吸収されてしまいましたが、このサービス体制は持続してほしいと思っていました。


 その後このCA100はカメラ内に水が入るというトラブルが起き、今度はPANASONICに電話することになったのです、 最初からいやな予感がしました。 SANYOのときは宅急便(それも受取人払い)で送ればよかったのですが、PANASONICは郵送を受付ないというのです。 客が平日のメーカーの営業時間内に自分でサービスセンターに持ち込まなくてはならないのです。 しかたがないので一応故障の状況の説明書とSANYOから発行されたいままでの修理報告書を付けて サービスセンターに持ち込みました。 工場に送付してチェックするとのことでしたが、そもそもPANASONICから買ったものではないし、保証期間も切れているし、 修理料金が高額になるならもう他のメーカーのカメラに替えようと思っていました。

 ところがその後のPANASONICの対応は全くそれまでの予想に反したものでした。 カメラを持ち込んだのが週末だったのですが、翌週の火曜にはもう修理完了とのことで、 サービスセンターに行くとなんと新品と交換してくれたのです。 修理報告書を見ると、規定の防水性能は満たしていたが内部は浸水で腐食しており、浸水経路は不明ということです。 防水性能を満たしているが浸水しているという説明は意味不明なのですが、 とにかく新品と交換してもらえたのでまたこのカメラを使い続けることになりました。


 PANASONICはマンションのインターホンに関する価格情報収集のときに責任者らしき人が出てきて ああだこうだと価格に関する話をはぐらかし、施工業者と結託しているような かなり悪いイメージがあったので、正直いってあまり期待していませんでしたが、 今回は保証期間を過ぎたそれもSANYOのカメラを新品に交換してくれたので、 それまで抱いていたもうけ第一主義のイメージもかなり変わりました。
おなじ会社でも部門や責任者が違うとこうも対応が違うのかと驚きです。