2014.10

小樽・田中酒造

小樽の田中酒造は工場見学ができて試飲もできます。
また、敷地内に湧く仕込み水はだれでも汲む事ができます。
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家紋は我が家と同じ「丸に違い鷹の羽」です。何か親近感が湧きます。
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数々の賞を獲得しているようです。
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生原酒の試飲もありそうです。
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神棚があります。
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麹室です。ここで麹を作っています。
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発酵させています。
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工場の上部は見学用の回廊になっています。
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実際に醸造をおこなっているタンクです。
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田中酒造の製品です。
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試飲もさせてもらいました。
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いろいろ試飲させてもらってたしかにどれもおいしいのですが、値段を見るとかなり高めです。
酒蔵の人からは「あなたも試飲だけで帰るつもりね」という冷たい視線。生酒なので最終日に買うつもりなのにね。
それでも親切に撮影に応じてくれましたが、写真中央の女性はこちらを無視して帳簿をつけています。
後日、生原酒を買って帰りいつも飲んでる生原酒との比較を行いました。
買ったのは「小樽清酒宝川しぼりたて生原酒」720ml\2265
比較したのは「ふなぐち菊水一番しぼり」(生原酒)200ml\273
宝川の原料米は北海道産虻田郡ニセコ町産酒造好適米彗星,菊水は国産米としか表示がありません。
精米歩合(米を磨く割合で、これが低いほど高級酒)は菊水が70%で宝川が60%です。
原料表示は菊水が米、米麹、醸造用アルコールとありますが、本醸造の表示があるので使っているアルコールは10%以下です。
これに対して宝川の原料は米、米麹だけなのですが、不思議なことに純米酒、本醸造、特別本醸造のいずれの表示もありません。
アルコール濃度は宝川の17%に対して菊水は19%あります。 そして値段ですが宝川の価格は菊水の2.3倍なのです。
飲み比べた結果は菊水のほうが若干甘いのですが、品質的にはそれほど大きな違いはありません。
酒としてはどちらも申し分ないのですが、宝川は観光地プレミアム価格なのだろうということです。
そして生原酒なので宝川は要冷蔵で賞味期限が3ヶ月であるのに、何故か菊水は常温保存で賞味期限がありません。
それどころか菊水は長く保存すると老酒のようなコクが出てきます。
宝川は本来の生酒なのかもしれませんが、賞味期限が短ければそれだけ在庫リスクが大きく、冷蔵が必要なら流通コストは高くなります。
さすがに2.3倍の価格差があると普段飲みには使えませんが、小樽土産としては喜ばれそうです。
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