パムッカレの石灰棚はちょっと見るとスキー場の雪景色のようです。
石灰岩から温泉に溶け出したカルシウムが堆積して棚を作ったのだそうです。
観光用の写真で紹介されているものは真っ白な石灰棚に温泉が溢れていますが、
これは撮影用に温泉を流したもので、実際には温泉の量が少なく、棚は枯れていて写真ほどきれいではありません。
100年ほどでこの石灰棚はなくなってしまうだろうといっている学者もいるそうですが、
現在の状態を見るとなるほどと思います。
なくなる前に早く見ておいたほうがいいかもしれません。
ちょっと見るとコブだらけのスキーゲレンデですが、
これらはすべて石灰で、かつてはこの上を温泉が流れていました。
温泉が作り出した石灰棚ですが現在は枯れています。
少なくなった温泉を定期的に切り替えて流し石灰棚を保存しているとのことです。
ここも枯れています。
石灰棚の下は池があり横にはプールや土産物屋などがあります。
この石灰棚の下の駐車場にある土産物店はロクムがおいしいと評判ですが、
石灰棚の上の駐車場にある土産物屋は買わないなら出て行けみたいなオヤジがいて気分わるかったです。
石灰棚の上には温泉が流れていて、みんな足湯をしています。
本格的に水着で温泉を楽しんでいる人もいます。
お湯は透明ですが下は白くカルシウムが沈殿しています。
石灰棚の上には温水プールが作られており、レストランなどもあります。
ここのお湯は大変透明度が高いそうです。
ヒエラポリス遺跡の建物を復元した地図です。
石灰棚の上に多くの建物があったことがわかります。
現在のヒエラポリス遺跡