ヘッドホン修理 ヘッドホン修理





2024
1980年台に購入したヤマハのヘッドホンYDH-12の右側の音が出なくなりました。 すでにヘッドバンドとハウジングの接続部分が折れたりしたところを修理したりしているのですが、 今度もドライブユニットが壊れてしまったのでなければ修理できそうなので分解してみます。





イヤーパッド部分もボロボロです。


剥がしてみるとビスが出てきました。
これを外せば分解できそうです。


断線部分を発見


ドライバーユニットを外します。


テスターで抵抗を測るとユニットは壊れていないようです。 断線部分を接続すれば復活するはずです。 テスターはここで使った1000円クラスから数万円の高級品もあり 現在はデジタルテスターが主流ですが、通常の家庭電気製品の修理なら 1000円クラスのアナログテスターのほうがむしろ使いやすいです。 デジタルはICを使っていて壊れやすく、壊れたときには全く役にたちませんが、 アナログなら壊れる部品が少なく、壊れても誤差が大きくなる程度で 導通試験などはできるので永く使えます。


断線部分はハンダ付けをします。ペンシルタイプのハンダ鏝は細かい作業に向いています。


ハンダ付け完了。仕上げがうまくいっていないので接触不良のように見えますが、 電線とユニットの両方を別々にハンダ付けしてから接続したので大丈夫です。