Tシャツ補修
Tシャツ補修
2023
アクチュアリー特別講座は日本アクチュアリー会が主催する海外研修制度です。
主に新生正会員が対象で一時は諸般の事情により中断していましたが最近復活したようです。
現在はリモートで海外と会議もできますが、やはり直接会って話をする機会は重要だとおもいます。
私が参加したときはアメリカで国防総省のアクチュアリー達との晩餐会があり、責任者をはじめ全員が女性だったことが衝撃でした。
日本はそもそも女性アクチュアリーがほとんどいないし、防衛省にアクチュアリーはいないと思いますが、
彼女たちの仕事は退役軍人の年金の計算でした。
CAS(アメリカ損保アクチュアリー会)の年次大会のときもシアトルのボーイングの飛行機工場を見学したのですが、
テストパイロットは全員女性でした。女性の活躍が日本とは全く違いました。
また、アメリカの若いアクチュアリー達とも話しましたが、自分よりずっと若い彼らの給料は円換算するとその時は
円高だったので自分と同レベルでしたが、彼らはテニスコートやプール付きの家に住んでいることにショックを受けました。
タンスを整理したら奥からカナダアクチュアリー会からもらったTシャツが出てきて、そのときの記憶が鮮明に蘇ってきました。
34年経過してプリントがはげていましたが、大切な思い出なので修復することにしました。今は布絵の具(アクリル絵の具)という便利なものがあります。
年をとると体力も記憶力も落ちますが、その分昔の思い出だけは残ります。
自分はもう今更過去には戻れませんが、若いときになるべく多くの経験をして思い出を多くつくることが
その後の豊かさにつがなるのだとおもいます。老いてから大金を積んでも経験は買えません。
若いうちに仕事でも勉強でも趣味でも恋愛でもなるべく多くを経験するべきです。
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バッグは日本アクチュアリー会が作ったものです。
Tシャツはカナダでアクチュアリー会からもらったものです。
34年経っているのでだいぶプリントが傷んでいます。
拡大してみると
布絵の具(アクリル絵の具)で補修してみます。
細筆と爪楊枝の先に絵の具をつけて補修します。
うまく補修できました。