マイボート
MY BOAT
マイボート
MY BOAT

YAMAHA FR21 115PS

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小さい頃から海や船が好きでプラモデルのモーターボートで水遊びをしていました。
就職してすぐに船舶免許を取得し、レンタルボートでクルージングをしたこともあります。
しかし、その後職場を異動になったりアクチュアリーの勉強を始めたりといろいろ忙しくなり船に乗ることはほとんどなくなりました。
試験に合格して正会員となっても今のようにアクチュアリーは認知されておらず紆余曲折ありましたが、そんな中で平成3年に株式投資で得た小金をはたいてモーターボートを衝動買いしました。
このヤマハのカタログ写真を見て絶対ほしいと思ったのです。(写真をクリックすると大きくなります)
FR21
最初は90馬力の2サイクルエンジンでしたが、 今まで2回エンジンを交換して現在の3代目は115馬力の4サイクル電子制御エンジンです。 FRP製の船体は定員7人ですが軽いので一人でも引っ張って歩けますし、喫水が浅いので水深が50Cmあれば自力航行できます。 自分でそれなりに手を加えて使いやすくしているので、おそらく最初で最後の1隻となるでしょう。

購入して最初のころはコンパスだけがたよりの航行だったので夜や霧で視界が悪いときなどは不安でしたが、 今では音波探知機やGPSナビゲーションがあるので船の位置から海の深さまで正確に測定でき、 またほとんどの場所で携帯が使えるのでいつでも安心して航行できます。

船を買う気になった理由のひとつは、その前の年にアクチュアリー会の海外研修に参加してカナダのトロントに行った時に、 陽が高い夏場に仕事を終えたビジネスマンがマイボートでオンタリオ湖に繰り出していったのを見た影響が大きかったと思います。

数年後にアクチュアリーの国際会議に参加するためオランダのアムステルダムに行きましたが、 ここでも夕暮れどきはビジネスマンたちがグラス片手に運河をクルーズしていました。 このときは最初のカナダほどは感激しなかったのですが、スウェーデンではまたまた驚かされてしまいました。 1週間の国際会議の中日に休みがあり、観光船に乗ってフィヨルドクルーズに行ったのですが、さすがバイキングの末裔たちで、 船上パーティーはそれぞれが所有するボートの話で盛り上がっていました。
このときはすでに自分もボートを持っていたので余裕で会話に加わったつもりでした……が、
彼らの質問は「君は何隻持っているの?」
私は「??????」

彼らは釣り用のフィッシングボート、水上スポーツ用のトーイングボート、そして外洋クルーザーと用途別にボートを使い分けるので、 最低3隻くらいは持っていたのでした。(私の場合はもちろん一隻ですべて兼用です)
釣りをするにも川や湖では船底が平らで喫水の浅い船が使いやすく、海では逆に船底がV字型で波に強い喫水の深い船がいいのです。 トーイングボートは水上スキーなどを引っ張るので加速が良く引き波がきれいでなくてはならないし、 クルーザーは居住性が良くてはならないなど、船も用途別に特徴があるのです。

最近は日本でも大型クルーザーや専門のフィッシンボート、トーイングボートなどが出ておりますが、 一人で何台も所有している人はそう多くないと思います。(^^;)

境川を全速走行