この FR21 も船齢が30年に近づいており、本来なら買い替え時ですが、気に入った船なので補修しながら使っています。 昔に比べると船の部品は進化しており、昨年はアクリル製だったサイドウインドウを特注強化ガラス製と交換しました。 今年は錆が出て腐食が進んでいるクリート(ボートの係留ロープをつなぐ備品)を錆びにくいステンレス製に交換します。
クロームメッキは比較的強いのですが、それでも30年近く経過しているので腐蝕して穴があいてしまいました。 取り外してみると、取付ネジはM6(直径6mm)で間隔は50Cmでした。 ネットで探すと浅野金属工業のAK3702がステンレスで全く同じ大きさであることがわかりましたので即注文しました。 クリートの付け替えなどプロなら1時間くらいでやってしまうと思いますが、シロートは道具も知識もないので半日がかりです。 単にネジ止めするだけに見えますが、裏側のナットが手の届きにくいところにあるので邪魔になる周囲の部品をとりはずします。 それでもナットが回らないよう固定してボルトを締めていく作業を一人でやるのはかなり無理な体勢を強いられる作業です。 狭い場所に入り込み無理に手をのばして腹筋を使って態勢を維持するのでひとつクリートを取り付けるとヘトヘトになります。 きれいなステンレス製のクリートに交換することができました。古い船でも少しづつ部品を最新に変えていくと新品のようです。